2.ジャガイモづくりがさかんな雲仙(うんぜん)市の人びとのくらし No02
雲仙市の主な作物の農業経営体数(2020年農林業センサス)
左のグラフを見ると、雲仙市で、たくさんのジャガイモが作られていることがわかります。あこちゃんたちは、雲仙市で、なぜこんなにジャガイモづくりがさかんになったのか、雲仙市役所の農林課の人にお話を聞きました。
市役所の人の話
昭和40年(1965年)ぐらいまで、サツマイモと麦を多くつくっていましたが、サツマイモのでんぷんが外国から輸入されるようになったり、麦を食べる人が少なくなったりしたので、レタスやタマネギなどの野菜をつくるようになりました。でも、野菜づくりは、天候によって取れ高やねだんが大きく変わるので、安心してつくることができませんでした。そのころ、あたたかい気候に合ったジャガイモの品種が作り出されたこともあり、ねだんが安定した、つくりやすいジャガイモをつくるようになったのです。