1.「国境(こっきょう)の島」対馬(つしま)市の人びとのくらし No03
魚が近くの海でとれる対馬市では、小型の漁船が多く見られます。どのような魚のとり方をしているのでしょうか。
対馬市で一番さかんなのは、イカ釣りですが、飼付漁というブリをとるめずらしいとり方があります。それは、どういうとり方なのか対馬市の豆酘漁協の方に、たずねてみました。
飼付漁は、いつもきまった場所、きまった時間にまき餌をし、魚をならします。時期が来たら、まき餌と一緒に釣り糸をたらし、ブリなどの魚を一本釣りで釣り上げるのです。
このとり方は、昭和6年鹿児島県から伝わったといわれています。
みなさんも、対馬市の人びとは、どのようなとり方で、どんな魚をとっているのかくわしく調べてみましょう。